【株主優待】6月に届いた優待品(金券編)と高利回りおすすめ3選

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3月末に権利確定した優待品が大量に届く6月がついにやってきました。大量の封筒の中から、クオカードなどの金券やギフトのカタログを取り出すのは、分かっていながら毎年ワクワクします。

6月は件数が多いので金券類とそれ以外で分けてご紹介します。最初は、金券類に絞り、そのなかから高配当のおすすめ3銘柄を解説します。

7月頭には日経平均が再度4万円を超える高値圏にあり、全般的に配当利回りが低下していますが、4%を超えるものもまだまだありますので参考になればと思います。

松井証券

優待品一覧

金券類だけでも23銘柄ありました。金融系銘柄はだいぶ総合利回りでも低下していますが、製造・卸売系はまだ今年度5%近い利回りの銘柄もあります。

銘柄記載は証券番号順で、おすすめ順ではありませんのでご注意ください。

銘柄優待年間
金額
(円)
獲得
条件
株価
6月末
(円)
年間
1株
配当
(円)
総合
利回り
(%)
田辺
工業
Quoカード
(年2回)
1000100株1684604.2
OCHI
-HD
Quoカード2000100株1478545.0
イント
ランス
アマゾン
ギフト
80001000株13505.9
SBIG
アセットマネジメント
仮想通貨
(XRP)
2500100株66721.57.0
高周波
熱錬
Quoカード1000100株
1年~
1108505.4
全国保証Quoカード5000100株
1年~
59261974.2
ひろぎん
HD
Quoカード500100株1243403.6
アド
ヴァン
Quoカード500100株976404.6
たけびしQuoカード
(年2回)
2000100株2277623.6
プロ
ネクサス
Quoカード1000100株
1年~
1319524.7
研創
Quoカード500100株535214.9
JSP
Quoカード3000100株2312804.8
カナデンQuoカード
(年2回)
2000100株
1年~
1692624.8
RYO
DEN
Quoカード2000100株27651064.6
立花
エレテック
Quoカード2000100株
1年~
30601003.9
日産東京
販売HD
Quoカード1000500株506245.1
山口
FG
Quoカード500100株1825603.6
リコー
リース
Quoカード4000100株
1年~
53201653.9
日産
証券G
Quoカード1000500株
1年~
1988.55.3
カンダQuoカード1000100株869213.6
セイノー
HD
Quoカード500100株21701004.8
日本エコ
システム
Quoカード
(年2回)
30000200株4115524.9
進学会
HD
Quoカード1000100株2422.55.2

上記内容における注意!
□総合利回りは6月末に購入した場合の利回り
□年間配当は2023年度本決算における2024年度予測
□わたしの持ち株数における優待内容および、利回り計算
□2024年度配当金未定の場合2023年度実績で試算

おすすめ優待銘柄4選

この23銘柄のなかから、高配当でありながら配当の安定または増加が期待できる銘柄を3つご紹介します。いずれも、株主還元方針に累進配当あるいはDOE(株主資本配当率)を導入している銘柄になります。

なお、SBIGアセットマネジメントと研創、日産証券G、たけびしにつきましては下記の記事でご紹介していますのでご覧ください。

高周波熱錬(5976)

高周波熱錬は、IH(誘導加熱)技術による鋼材焼き入れ大手です。高強度鋼材や高周波電源装置製造、熱処理受託加工を主力事業としています。

株主優待のQuoカードを貰うには、1年以上の保有が前提ですのでご注意ください。一方、1年保有の条件があり、優待廃止のリスクは低いと思われます。

また、当社は、PBR1倍割れ対策の一つとして、2023年5月に株主還元方針の変更を発表しています。そのなかで、配当の下限設定と配当性向が引き上げられました。会社の思惑通り、株価は大きく上昇しましたが、現在もPBRは0.7に届いておらず割安な状態のままです。

自己資本配当率(DOE)1.5%を下限とし、「業績に応じた利益配分」については、連結配当性向40%以上を目処とする。

pdfFile.pdf (k-neturen.co.jp)

リコーリース(8566)

リコーリースは、リコー系のリースやファイナンスを中小企業を顧客基盤に行なう会社です。

リコーリースの株主優待はQuoカードですが、保有期間と株数により金額がアップします。3年未満では、100株で2,000円、300株で5,000円です。3年以上保有すると、100株が4,000円、300株で8,000円になります。3年以上保有するとだいぶ利回りアップしますね。

また、当社は、連続増配企業としても知られ、2001年に増配してから25期連続で増配しています。さらに、2023年10月には、当初の中期経営計画の株主還元方針を見直しました。累進配当の明示と配当性向の引き上げを発表し、株主還元の強化を図ってくれました。それでも、PBRは0.7倍程度ですので、増配を期待した株価上昇も期待できそうです。

当社は、株主の皆様への利益還元について、配当の累進性を意識し、2025年度の配当性向40%以上、2029年度の同50%を目安に拡充を目指す

株主・投資家の皆様へ | 株主・投資家の皆様へ | リコーリース株式会社 (r-lease.co.jp)

セイノーHD(9076)

セイノーHDは、「カンガルー便」でお馴染みの運送会社です。ですが、近年では物流ネットワークを活用した自動車販売や地域の特産品を販売するショッピングサービスも展開しています。

優待はQuoカードだけでなく、そのショッピングサービスから選択することもできます。Quoカードだと500円分ですが、ショッピングサービスだと700円分の買い物ができるのでお得です。

当社も、昨年2023年6月に、配当にDOE基準の導入する、株主還元方針の変更を発表しました。2022年はDOEは2.4%程度でしたので、4.0%以上を目標とした2023年は大幅に増配され高配当銘柄となりました。

今年度も配当性向が90%近くあり、2024年問題も影響する企業ですので不安要素もありますが、新たなビジネスモデルの成長に期待したいところです。

当社は、株主の皆様への利益還元を重要な経営方針の一つとして位置付けております。
利益配分に関しましては、中間配当を実施し、DOE(自己資本配当率)4.0%以上を目安
に年間配当を実施するよう努めてまいります。

20230612-03.pdf (seino.co.jp)

優待廃止銘柄

株主還元を強化する一方、平等性を保つため株主優待を廃止する企業も増えています。下記は、株主優待を廃止により、2023年または2024年度が最後となってしまった銘柄です。優待廃止の分はきちんと配当でカバーしてもらいたいところです(怒)。

  • みずほリース(Quoカード)
  • パイオラックス(Quoカード)
  • 日本M&Aセンター(魚沼産こしひかり5キロ)
  • KDDI(カタログギフト)
  • オリックス(カタログギフト)
  • アルコニックス(カタログギフト)

株主優待は、廃止のリスクは常に頭に入れておくべくです。長期保有などの廃止リスクの少ないものを選択するとよいでしょう。

まとめ

株主配当は、配当にはない貰えている感を味わえ、生活の質向上にもつながります。ただし、廃止のリスクは考慮すべきです。銘柄の株主還元方針や業績、財務状況を理解した上で保有しましょう。そのためには、スピーディーかつ正確に情報を取得できるツールは大きな味方となります。自分の保有方針にあった銘柄を、厳選したツールやアドバイスで選択するようにしましょう。

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