埼玉は日本酒はもちろん、ワインやクラフトビールの種類も豊富な酒処です。
そんな埼玉でも酒が似合う川越で埼玉の地酒を一斉に集めた大地酒まつりが開催されたので初参戦してきました。コロナの影響もあり5年ぶりの開催とのことです。
1時間ちょっとの滞在でしたが雰囲気をお伝え出来ればと思います。
川越・大地酒まつり開催
当日は午後から雨予想でしたので昼前には会場に着くようにしました。11時開始でしたが、地酒会場の大ホール中央の立ち飲みスペースは呑兵衛でいっぱいです。
- 開催日時:2024年6月2日(日)11時~15時
- 地酒会場:ウエスタ川越1F多目的ホール
- グルメ会場:ウエスタ川越交流広場・にぎわい広場
地酒と料理の購入場所が離れているので、会場を行き来しないといけないのは難点でした。料理は火を使うので外でないといけないのでしょう。食べ物を外から持ち込みで地酒会場内だけで楽しんでいる方もおられました。
日本酒だけでない!豊富な埼玉の地酒
地酒会場は、4方のうち「清酒蔵(10蔵)」「クラフトビール・クラフトジン(9社)」「ワイン(3社)」のブロックがそれぞれ1方ずつ占めて並んでいます。
やはり人気は日本酒で、「鏡山」「秩父錦」「天覧山」といった有名どころは人だかりです。今回は、あえて込んでいる日本酒は外すことにしました。
今回頂いたクラフトビールを2銘柄とワインを1銘柄を紹介します。
Fest365(矢尾本店)
Fest365は秩父発のクラフトビールです。創業273年の老舗の日本酒酒蔵「矢尾本店」が「毎日をハレの日に」というコンセプトで製造しているそうです。1年中どこかで行われているまつりりをイメージした味とユニークな名前が付けられています。
頂いたのは「2月3日のごもっともさま」という商品です。2月3日に三峯神社で行われる「ごもっともさま」という名の節分祭をモチーフにしているそうです。
IPAということでホップが多く使用されているのでしょうが、若干甘めで飲みやすい印象です。祭のイメージが表現されているかは正直よくわかりません。
他にも、「12月3日のホーリャイ」や「8月14日のこらっしょ」といった名前の商品もありました。それぞれ秩父の祭と関係があるのでしょう。
野老社中
野老社中は、所沢で始めて生まれたクラフトビールとのことです。「コミュニティビール」というコンセプトで、原料である大麦生産から製造、消費まで「地域内経済循環」で地元地域を活性化させようという意気込みで作られたビールです。売上の一部を市内の里山の保全活動に寄付なども行っており雑木林の再生にも寄与しています。
今回頂いたのは「老中ブラウニー」という商品です。
燻製した麦芽を使用しているブラウンエールということでかなり香ばしさが際立っていました。
秩⽗ファーマーズファクトリー 兎⽥ワイナリー
埼玉には2カ所のワイナリーがあり、1つは小川町の武蔵ワイナリーと秩父の兎⽥ワイナリーです。どちらも今回出店していましたが、飲んだことのない兎田ワイナリーのものを頂きました。
兎田ワイナリーには、ワイナリー見学とあわせてテイステイングコーナーや併設のレストランもあるようなので、是非行ってみたいですね。
秩父ファーマーズファクトリー (chichibu-ff.com)
地元の名店の肴を満喫
川越周辺の名店が料理を出店してくれていました。つまみにさせてもらったのは3品です。
- 若鶏の薪火炙り 黒にんにく味噌:川越薪火料理 in the park(川越脇田町)
- 蕎麦やのおつまみセット:蕎麦と酒場 マメツゲ(川越菅原町)
- 杜仲高麗豚の生ハム:セラーノ(オンライン販売のみ)
その他、「サイボク」といった大手だけでなく、「grill & dining 32」などの小さなお店まで13肉系を中心に店舗が出店していました。
まとめ
美味しい酒と料理が少しずつ味わえるのがこのようなイベントは有り難いです。ただ、この賑やかさや混雑は難点でもあるので割り切って楽しむしかないですね。
うまい酒と肴も多い小江戸「川越」に是非足を運んでみてはいかがでしょうか!