退職してはや3ヶ月が経とうとしています。桜の開花が目前の季節です。
セミリタイア後に仕事として何ができるのか?いろいろ試して見ました。一方で、試そうと目論んでいたもののやれなかったこともあります。
今回は、試せたものと出来なかったことのご紹介と、試せたものに関しては感想をお伝えしたいと思います。仕事とのプロセスや収入についても触れますので、皆さまの参考になれば幸いです。
試せたことと出来なかったこと
1月時点ではいろいろ候補があり、仕事として成立するかどうか試してみようと考えていました。
やってみたリストは以下のとおりです。
できなかったこと
できなかった理由は、思いのほか時間が無かったためです。おもちゃのドローンは購入したので練習をしようと思えば出来たのですがさぼってしました。
以下、出来たことの詳細を説明していきます。
Webライティング
Webライティングに関しては、SEOライティングを独学で勉強しながら仕事をもらえるようになってきました。
学習方法
SEOライティングの勉強は以下のものを活用しましたが、基本的に言っている内容はほぼ一緒です。ですから一通りのお作法だけ頭に入れておいて、実践で身につけていくのが良いと思います。
- 書籍:ブログライティングの教科書(著者:中島大介)
- YouTube:SEOライティングの大原則【Webライティング講座】(【リベ大】スキルアップチャンネル)*15分程度の動画が第1回~第10回まであります。
- 専用講座:クラウドワークスキル検定:WEBライター検定2級に申し込むと受講できる学習講座 *添削などもしてくれる専用コースもありますが3万円近く費用がかかります。1万円の検定試験に申し込むと1ヶ月という学習期間の制約はありますが、講座の視聴が可能です。
基礎を一通り学習するのであれば、内容が充実しているのでYouTubeの動画だけで充分でしょう。
仕事獲得
まずは、クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングに登録して、書けそうな自分の専門分野の記事案件を探していきます。
ライター1年以上とか、記事のURLの通知とかの条件もありますが、条件の近いものから選択するしかありません。制約条件の低い案件は文字単価が安い案件になりますが、最初は勉強代と割り切るしかありません。まずは、経験を積みながら単価を上げていくしかなさそうです。
仕事
私は、クラウドワークスを通じてSEOライティングを行なうWeb企業と契約を結びました。Web企業がSEO記事を依頼するクライアント企業と契約し、プロジェクト案件としてライターをアサインする仕組みです。
SEO記事とは、グーグルなどの検索サイトの上位に表示されることを目的に作成される記事です。SEO(検索エンジン最適化)が、ユーザーがどうしてそのキーワードで検索したのかを分析します。分析結果は、そのユーザーが悩みや疑問を解決するための有益な情報記事なのか記事なのかどうかを判断して、検索サイトのどこに表示するのか決めているようです。
まず、クライアント企業とWeb企業でキーワードを決めます。キーワードを与えられたライターはキーワード関する記事とその内容からクライアントやその製品へ検索ユーザに行動を促すようなSEO記事が求められます。
SEO記事になるようなプロセスで、決められたキーワードに関する記事の構成案の作成から行ないます。構成案の了解をWeb企業やクライアント企業にもらって初めて執筆が開始できます。
SEOの判断基準となる構成案の作成が一番の頭の使いどころといっても過言ではありません。キーワードがきちんと入っていながら、競合の記事とかぶってはいけないからです。コピペされた記事をクライアントは一番嫌います。
記事の執筆を始めると、構成案の文字数に応じた記事を書いていきます。構成案の時点である程度、執筆文字数のイメージを持っていないと文字数をオーバーしたり、足りなかったりします。執筆文字数は、予定文字数に対して±X%以内という制約がある場合が多いからです。
ライターで執筆が完了すると、記事はチェッカーと呼ばれる役割の担当者に提出して記事チェックが行なわれます。Web企業のレギュレーションから外れていないか、案件の条件に合致しているかがチェックされます。ライターとチェッカーの間で何度か記事へ手が加えられてWeb企業へ提出という記事作成プロセスです。
感想
はっきり言うと、コストパフォーマンスの悪い仕事です。構成案作成における調査やチェッカーとのやりとりは、記事執筆の何倍もの時間がかかります。仮に、文字単価1円の記事だと、実質の労働単価は1/4~1/5ではないかと思います。
月に5万円を稼ごうとすると文字単価1円の5000文字の記事を10記事を書かないといけません。拘束時間を考えると、月10記事が精一杯でしょうか。副業としては成り立つかもしれませんが、ライターだけで生計を立てて行くのは結構ハードルが高そうです。本業終わりに副業としている方も多数いらっしゃいますが本当に頭が下がります。
執筆の慣れで1記事の作成時間の短縮や記事の質を上げていくことで、まだまだ文字単価は上がると思います。記事数は増やすつもりはなく、より短時間で稼ぐことを目指そうと考えています。
写真素材投稿
写真素材投稿は仕事感覚ではありません。昨年購入した一眼レフで撮影した写真を投稿してダウンロードしてもらえると投稿者に報酬が支払われるという仕組みです。私は写真ACというサイトを利用しています。
これまで100枚弱の写真を投稿しています。3ヶ月間30素材で100ダウンロードほどでした。金額では300円ちょっとですが、自分の撮影した写真をダウンロードしてもらえたという喜びはひとしおです。
投稿写真は残り続けるながら価値を生む続けるので、ある意味資産としての価値を持っています。中には月に何十万円も稼ぐ強者もいるようです。
何十万円の稼ぎを目指すわけではありませんが、写真撮影を楽しみながらのお小遣いはうれしいものです。
動画編集
動画編集は、PremierProの年間ライセンスを登録して勉強を始めました。
勉強にあたってはソフトウェアの利用方法と動画素材がセットになっているものがよいと思います。
私は、『PremierPro作って学ぶ動画編集』(著者 ムラカミ ヨシユキ)を活用しました。動画素材はWEBでダウンロードでき、作成手順も動画も見れるので一緒に作る感覚で初心者にはお勧めです。
また、PremierProの製作会社であるAdobeで定期的に無料で開催している『クリエイティブカレッジ』を開始しました。初歩的な作業の習得と最後には与えられた課題を提出して卒業という流れで2ヶ月程度の研修プログラムです。
動画編集スキルを仕事化できるかはまだわかりませんが、自分のブログのパーツとして動画を活用していこうと考えています。
ブログ作成
こうして書いてもいますが、当初の想定からはだいぶペースが遅いです。Webライティングに時間を割かれていたせいもありますが、ネタ探しも含めてなかなか大変です。毎日アップされている方本当にすごいです。
今後は、もう少しペースを上げて記事アップと、動画を作成してアップもしていきたいと考えています。アフィリエイト化はもう少し先で考えようと思います。
まとめ
この3ヶ月はWebライティングにかなりの時間を割きました。かなり、時間感覚がわかってきたのでもう少し有効に時間を使えると思います。
冬を終え、初夏を迎えるこれからの季節なのでもっと外へ出て、写真撮影や動画作成に時間を回していこうと考えています。そうだドローンの練習も始めよう!